アホ毛を折らずにオビツろいどを運搬する(最終回)
お茶缶。
■使うものは3点だけ!
- お茶缶(新品かお茶っ葉が残らないよう洗浄したもの)
- 果物ネット(アホ毛保護用緩衝材)
- 淡色のハンカチタオル(その他淡色の布でもよい)
詳しくは続きをご覧ください。
というわけで、以前に「アホ毛を折らない運搬方法」として書いた記事(http://mizubeko.hatenablog.com/entry/2018/12/19/165623) から進展があり、これで最終形態としていいのではないかと結論したことをご報告します。
このオビツろいどなのですが
という超個人的事情から、先人の「メガネケースに入れたらいいよ!」的な知恵がほぼ役立てられずにアホ毛が折れまくったわけです。
前の記事では、一般的なお茶缶程度のサイズ(直径は7cmほど)の紙筒ケースが手元にあったのですが、長さが足りず頭部だけ外して収納することで解決しました。けど身体と足元の鉄板(転倒防止)は別のポーチに入れているので荷物も増えてしまうし何よりホラーなのでなんとかいい方法がないか探していました。
で、冒頭に戻るわけですが
高さ15cm、直径7.4cmのお茶缶(大)。
お茶屋さん(日本茶がメインの商品になってる、昔ながらの)で、お茶っ葉の収納のために500円ほどで購入したものです。他の収納用具と比べて良かったのは
- 500mmペットボトルが入るスペースなら入る(500mmペットは長さ21cm、直径6.8cm)
- それでいて身長ほぼジャスト(ゆとりがあっても中で揺れるし入らないのは論外)
- 開け閉めが簡単なのに意外とカバンの中で開かない
- 缶なので硬い(緩衝材さえ仕込んでれば外からの衝撃に耐える)
という点です。
【どんな缶なのか?】
缶です。外には和紙が貼ってあります。
中蓋です。お茶をより良く保存するためのものですがオビツろいどの身長がギリギリなので容赦なく外します。1cmほど内側に沈み込む感じなので身長がやや低い子の調整用に使えますね(お茶缶だということを忘れたかのような非情な解説)
中はシンプルな空洞です。こういうのを待ってた。滑らかなので衣装や緩衝材も引っかからないでしょう。
【どう収納しているのか?】
からっぽのお茶缶に
ハンカチタオル(4つに折ってハンカチの代わりにするくらいのサイズ)で、オビツろいどと足元の鉄板も巻き込んで
スルスル〜と縦に差し込み
頭がこんな感じに出るように(アホ毛の頂点が蓋の裏に接触しない高さを意識してください)アホ毛を囲む(ただし接触はしない)ように緩衝材を巻きます。蓋と頭の間を緩衝材で埋めて、アホ毛の周りに何ともぶつからない空間を作ることが目的です。
果物ネットを半分に折って
アホ毛に触らず、蓋の内側との間を詰めるだけの高さを出します
蓋をします(中蓋は使いませんでした)
これで、ほとんどの場合ならアホ毛つきオビツろいどさんたちの運搬に役立てるかな?と思ってます。筒がやや広い場合は、果物ネットは丸めた状態でテープで固定したりしてもいいかと思います。要するに、容器の中で動いたときに「頭(アホ毛)をぶつけない」という仕組みですね。
ここまで「これ1本で持って行ける」を強調しつつ、うちの陛下は翅だけ小型クリアファイルに入れる運用になっているので、紺屋の白袴感が拭えない記事にはなりましたが…みなさまの参考になれば嬉しいです。